どうも、kenkenです。
ストレスをためないようにしましょう、とよく言われます。
そんなことってできるんでしょうか?
こういう文脈でストレスを語る時って、ストレスが定量的に測れるかのようなイメージで話されますよね。
食事と同じような感覚といいますか。
食事は、胃に流し込まれる容量であったり、摂取カロリーであったり数値で測れる部分もありますし、感覚的にも、食べればだんだん満腹になるし、食べなければだんだんおなかがすいてきます。
ストレスをためないように、っていうのは、そういう感覚で語っているように思います。
しかし、実際、ストレスって何かが起こったらだんだん蓄積されていって、楽しいことをしたらだんだん減っていくような、そんなものでは無いと思います。
食べれば、空腹が解消されるかの如く、休日のレジャーで解消できるようなものではないです。
それって、ストレスを減らしているのではなく、一時的に忘れている(現実逃避している)だけですよね。
怪我をして痛みがあるときに、楽しいことに集中したら痛みを一時的に忘れてるときがありますが、それと同じ。
痛みを忘れているからといって、怪我が良くなっているわけではないですよね。
(レジャー、趣味、休息なんかで解消できるレベルのストレスもあるとは思いますが、それってストレスと呼べるものでは無いと思います。逆説的ですが、そういうことで解消できるレベルのストレスは、そもそも解消する必要性はないように思います。)
ストレスを無くす・減らすには、ストレスの発生源そのものを無くすしかないです。
しかし、そもそもストレスをためている人っていうのは、ストレス発生源(それは多くの場合人間だと思いますが)に対処する術がないからストレスになっているわけで、発生源を無くすというのは無理ゲーなわけです。
そうなると、ストレスを無くそうと思えば、環境を変えるしかない。
退職、退学、離婚、引っ越しなどなど。
健康関係の記事なんかで、ストレスをためないように、なんて簡単に書いてあるけど、そんな気やすく書かないでほしいって話でした。
今日も駄文を読んでいただきありがとうございました。