どうも、kenkenです。
相変わらず、実質賃金は減少が続いているようです。
賃上げが物価上昇に追い付かず、昨年の実質賃金2・5%減…実質消費支出も3年ぶりマイナス(読売新聞オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/70e74b73712372b26c450a3f8c1bd714f2434028
23年の実質賃金は、消費増税による影響で2・8%減となった14年以来の減少率だった。同時に発表された23年12月の実質賃金は前年比1・9%減で、21か月連続の減少となった。
(中略)
経済の好循環を実現するには、適切な物価上昇を上回る賃上げが必要となる。林官房長官は6日の記者会見で、24年春闘に向けて「最大限の賃上げを期待したい」と述べた。賃上げ促進税制を拡充する政府方針などを説明し、「物価高に負けない賃上げを実現できるよう、引き続き取り組む」と語った。
(上記記事より引用)
一方で、こんな記事も。
少子化対策支援金、国民1人500円弱負担…岸田首相「歳出改革と賃上げで増税にならない」(読売新聞オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dd2c0416fc996df8e12f905b45e34efb53d7e4d
二枚舌とはこのことですね。
民間には最大限の賃上げを、と言っておきながら一方で増税とは。
自ら経済の好循環の腰を折るようなことをしておいてよくも「最大限の賃上げ」等と言えたもんだ。
「実質的な負担は生じない」なんて言いぐさも、携帯電話各社に「実質0円」を規制しておいてよく言えたものですね。やってることは「実質賃下げ」でしょう。
医療保険に上乗せして徴収というのも実にあくどい。
一度この手を使いだしたら蟻の一穴で、味をしめて次々と上乗せしてくる未来がはっきりと見えますね。
トリガー条項や暫定税率の議論を見れば、一度手にした税金は何としても手放さない魂胆がよくわかります。
復興特別所得税の防衛費への転用なんて本当に政府のセコさ・意地汚さがよく表れてます。
こういうニュースを見てると、新NISAもやはりただの大盤振る舞いではないことは明らかですよね。
NISAの拡充とトレードオフで、大増税が行われることは必定でしょう。
言い換えれば、NISAを使わない、使えない人は、ただ増税のみを受け入れることになる、ということになりかねません。
賃上げという言葉に惑わされず、しっかり貯蓄を行い、NISAを活用して投資していくのがこれからの時代を生きていくための必須条件なのだと思います。
今日も駄文を読んでいただきありがとうございました。
★投資初心者はとりあえず読んでおきましょう