どうも、kenkenです。
本日は終身保険について書いていきます。
終身保険とは、終身型の死亡保険で、一生涯、死亡時に死亡保険が受け取れる他、解約時には解約返戻金を受け取ることができる保険です。
保険料が掛け捨てにならない貯蓄型の保険なので、資産形成にもなりお得ですよ~というのが売り文句です。
死亡保険も受けられて、払込額が貯蓄にもなるという、一見するとお得な保険ですが、投資家界隈での評価は散々で、ゴミ商品扱いです。
これを買うやつは金融リテラシーの低い情弱とのことです。
いわく、ぼったくり掛捨保険とゴミ投資商品の抱き合わせ商品だそうです。
なお、私は終身保険に社会人1年目に加入いたしました(笑)
職場の先輩の知り合いの保険営業マンに勧められ、なんてお得な商品なんだと感動。
足しげく通って説明してくれる営業マンの方に、なんて熱心な方だと情弱丸出しで何回かの面談の後、契約(笑)
でも、20数年たった今、意外に私は当時の営業マンに感謝しています。
もちろん、終身保険はお得な投資商品からすればぼったくり商品なんでしょう。
しかし、当時の金融リテラシーゼロの私は、終身保険に入らなければ、入ってきたお金を何も考えずに散財していたことでしょう。
しかし、終身保険に入ったおかげで、期せずして貯金の王道、先取り貯金ができていたわけです。
この間、日本が空前のデフレだったということが幸いしたのでしょうが、これがしっかり売り文句通り貯金になってて、ようやく返戻金が元本と同額程度まで近づいてきました。
終身保険に入ってなかったら節約に目覚めた40代前半までは、本当に碌な貯金もできてなかったと思います。
投資のことを勉強しだした人間にとっては、終身保険は無用の長物でしょうけど、そこに至っていない人間にとっては、一定のセーフティネットとして機能しているので、そこまでゴミ商品ではないのではないかなーと思ったというお話でした。